血液の分解産物ビリルビンが植物で作られることを発見ー植物の効率的な光合成に寄与している可能性ー

材料化学専攻の沼田圭司 教授(兼:理化学研究所環境資源科学研究センターチームリーダー)は、宇都宮大学の児玉豊 教授(兼:理化学研究所環境資源科学研究センター客員主管研究員)、岡山大学の石川一也 助教(研究当時:宇都宮大学同センター特任助教)、宇都宮大学の謝肖男 准教授、大崎益秀 氏(元:宇都宮大学大学院生)、理化学研究所脳神経科学研究センター・光量子工学研究センターの宮脇敦史 チームリーダーと共に、動物の血液分解時に産生されるビリルビンが、植物でも作られていることを明らかにしました。


本研究成果は、2023年6月8日、学術誌「Science Advances」に掲載されました。

研究詳細

血液の分解産物ビリルビンが植物で作られることを発見ー植物の効率的な光合成に寄与している可能性ー

研究者情報

書誌情報

タイトル Bilirubin is produced non-enzymatically in plants to maintain chloroplast redox status
著者

石川一也,謝肖男,大崎益秀,宮脇敦史,沼田圭司,児玉豊

掲載誌 Science Advances
DOI 10.1126/sciadv.adh4787
KURENAI http://hdl.handle.net/2433/283278

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